まだ続いている悪夢

3人が解放された。よかった。ほんとうに。
その一方で、別の二人が人質になったという、依然として心休まらない事態。

だが、

3人の日本人が大切なのはわかるが、連日何百人と殺されているイラク人のことも同様に尊重すべきではないか
という言葉を読んで、自らのニセモノ平和主義を指摘された気がして、反省する。

これは、「PUBLICITY」というメールマガジンの今朝(15日)着いた号に載っていた言葉で、このイラク人住民の言葉をメールで伝えてきたのはバグダッドにいる安田さんというジャーナリストだった。
メールマガジンを読み終えてから開いた新聞のサイトで、まさにその安田さんが人質になったというニュースが目に飛び込んできて、えっと思って、後ろにまわっていたメールのウインドウにそのまま表示されていた記事を再度確認。やはりその人だった。
そのメールには「今は街中で『出歩いてるとさらわれるぞ』とからかわれます」というくだりもあり、なんとも言いようのない思いになる。

だが今一度、
「日本人が大切なのはわかるが、連日何百人と殺されているイラク人のことも同様に尊重すべきではないか」
という言葉をかみしめる。
今日もまた、停戦しているはずのファルージャで、少なくとも6人が米軍によって殺されている。

メールマガジン「Publicity」 http://www.emaga.com/info/7777.html

[政治・国際・社会]
2004.04.16 - 03:10 AM |
誇りはどこにあるのか | ほんとうの悪夢がはじまったのかもしれない

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