コーヒー

コーヒーがないと生きていけない。というのはおおげさだけど、気分的にはそれに近く、心の安定剤になっているところがある。
仕事をしているときには、コーヒーがないとどうも精神が集中しない。

家ではコーヒーメーカー(PHILIPS製)のを使っているが、コーヒーメーカーではやはり味は今ひとつ。ちゃんと手で淹れないとおいしいものにはならない。
かつてぼくに本当のコーヒーのおいしさを教えてくれたのは、一軒のコーヒー専門店だった。だがこの店はなくなってしまった。その店のコーヒーを飲むためだけに、ぼくはよく電車に乗って30分ほどかけて出かけたものだった。

そこの店のコーヒーを飲むまで、ぼくはコーヒーには砂糖を1杯は入れていた。だが本当においしいコーヒーには砂糖は必要ないんだということを知り、ブラックで飲むことを覚えて、それに慣れてしまったので、いまはどこでも、よほどまずい場合を除いて、ブラックで飲んでいる。

残念なことに、それほどおいしいコーヒーを飲めるところを、ほかにまだ見つけていない。
たとえ東京になくても、ほんとうにおいしいコーヒーがあれば、ぼくはそのために旅をするだろう。

[日記・コラム・つぶやき]
2004.01.14 - 11:17 AM |
日暮れの代々木公園 | 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(Back to the Future)

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