「こちら」でがんばるしかないか。

幽霊を見たり、存在を感じたりする人がいる。

ぼくは一度も幽霊に会ったことがないのだけれど、そのような話題になると興味津々。
幽霊に会える人が、うらやましい。
ほんとうに、心から、幽霊に会ってみたいと思っています。

怖いかもしれないけれど、その怖さをなんとか克服して、ぜひ聞いてみたい。
「そっちはどうなの?」

けっこう幽霊を見たり会ったりする人は多いようなのに、どうしてちゃんと「向こう」の話を誰も聞いてくれないのだろう。

「向こう」が、たとえどのような世界であれ、存在するとわかれば、どんなに心休まることだろうか。
死を迎えても、その先があるということに確信がもてれば、どれほど救われることだろうか。

「臨死体験」では、よく向こうから呼ばれるという話は聞くけれど、そのような死に際の意識の中ではなく、現世に出現する幽霊が「あっちの世界はいいから早くおいで」と勧誘する話はあまり聞かない。
逆に「向こうは酷いからぜったい来るな」と幽霊がしゃべった、なんていう話も聞かない。

つまり、幽霊がいるとしても、彼らがいるのはやっぱり現世であって、「向こう」は存在しないんだろうな。
つまんないの。

[科学と、科学でないもの]
2004.03.27 - 06:14 PM |
どうでもいい血の話 | 性的嗜好

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